自身が知っている学校現場の実態とか現状とか、あるいはマスコミで報道された様々な問題点、改善点、もちろん評価に値する事も含めてつれづれなるままに書き綴ります。辛口コメント多いですが、現場の実情もよく把握している人間の一人です。
7/01/2013
お掃除考
ほうきや雑巾の掃除を先生が学ぶ、市教委が寺子屋講座/厚木(カナロコ by 神奈川新聞) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130630-00000015-kana-l14
学校の先生たちも、小中学校を卒業して以来久しぶりに雑巾と箒を手にするのが、教員として現場に立ってからなのかもしれません。
雑巾がけ、箒で掃く、これは今のご家庭でも結構あるとは思うのですが、雑巾がけはスチームの機器、箒は掃除機のみになりつつあるのでしょうか?
昔の掃除は、ハタキ、掃き掃除、拭き掃除の順番でしたが、お若い方でハタキをご存じの方はいらっしゃいますでしょうか?ハタキは箒で掃けない場所、たとえば障子のさん とか置物とか、そんな場所にある埃を下に落とすために使います。
ペットがいるとこんな使い方もできますが・・・
学校の場合は、今も雑巾を学期始めに持参するので箒と雑巾のお掃除が多いと思うのですが、モップがけの学校も増えつつあるのかな?
学校によっては児童生徒に清掃させないで、すべて業者委託という所もあるという話を随分前に聞いたことがあります。
すべてを業者委託というのはどうかな?という気もします。
せめて自分たちが使用する教室ぐらいは自分たちでやらないと、公共心とか育たないような・・・。
今の大人に最も欠如している部分でもある公共心【公共のためを思う心。社会一般の利益を図ろうとする精神。「―を養う」】、みんなで使う場所を一人ひとりの心がけで綺麗にしようとせず、自宅以外は全てゴミ箱同様ですから。幼いうちから植え付けたい心がけの一つであると思うのです。
経験からトイレ掃除は抵抗がある生徒が多いと思うのですが、最も生徒が嫌がったのが職員トイレの清掃。
宴会の次の日は男子の職員便所が凄いことになってたりして・・・。
生徒から「何であたしたちが職員便所を掃除なくちゃならないんですか?」と痛いところを突かれた記憶があります。
清掃指導もやり方一つで非常に効果的なものになります。
お掃除のプロにお願いして授業をしてもらうのも効果的かもしれません。
先生が指示するばかりではなく、一緒になって雑巾がけをするとさらに学級の雰囲気もよくなります。
みんなで使う場所はみんなで綺麗にしよう、その心は大切ですよね!
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