いきなり結論:チャイムはいらない!!
ゆとりとか何とかになってチャイムを廃止する学校がかなり増えたのですが、問題も多くチャイムを復活する学校もあるとか・・・
記事
現在の小・中学校ではチャイムがならない!? – 尾木直樹 http://honmadekka.tv/post/onair/20130306/9298
【兵庫】授業知らせるチャイムは必要?不要?…「ノーチャイム制」を導入した小中学校で、成否が分かれる (274)
http://desktop2ch.tv/newsplus/1287884006/
消え行くチャイム 西日本新聞
http://www.naraken-pta.jp/kirinuki07.htm
こだわりの生活
http://kodawari-club.blog.ocn.ne.jp/diet/2009/05/post_de07.html
上の各リンクを眺めてみると、「子どもたちの自律性を促す事につながった」という意見から「教師の姿を見て子どもたちが教室に入る」ためチャイムを復活、「チャイムがなくなると寂しい」というご意見まで様々。
ポイント1:チャイムなしがうまく機能するかどうかは先生方のやる気と行動力
昔、僻地の中学校に勤務したことがあるのですが、その中学校はもちろんチャイムなし、ついでに時間割を自分で組む期間が設けられていました。
僻地で学年20名ほど1クラスでしたし、チャイムなしは小学校からずっと続けている子どもたち。
トラブルなどは全くありませんでした。
当たり前のように時計を見ながら子どもたちは行動していましたよ。
「時計を見る習慣をつけさせるなら腕時計を持たせなくちゃダメだろう」と考える方もいらっしゃると思いますが、学校は時計の宝庫、時計がないのはトイレと廊下ぐらいです。それに下手に腕時計など持たせたら「紛失・盗難」が必ず問題になってくるし、多機能な時計だと休み時間にゲームとか・・・。だから腕時計はいらないんです。
ポイント2:幼児期あるいは小学校低学年からの継続指導と連携が大切
時計を読めるようになってからの継続指導が大切です。
可能であれば幼稚園保育園から徐々に時計を見る習慣をつけさせる。
小学校はその確立時期になると思いますので、先生方のフットワークが肝。
中学校はおそらくばらつきが出てくるので、うまく行動できない、行動しない子どもたちに留意すべきだと思います。
継続的に9年ほど指導する事が出来れば、95%の生徒はチャイムなしで行動できると思いますが、残り5%は手をかけてあげないとダメだと思います。
その5%の子どもたちはそれぞれ問題や悩みを抱えた子どもたちなので、チャイムのあるなしに関係なく常に全職員で見守らなければならない対象であると思います。
最後に一番大切なこと!
ちょっと昔のことを思い出してみて下さい。
授業が楽しい、面白い先生の場合、早めに移動して着席したりしてませんでしたか?「あ〜、もう終わっちゃった。もっとやりたい」と感じませんでしたか?
逆につまらない授業の先生の場合、終業チャイムが天の救いの音に聞こえませんでした?
チャイムの有無は時間的な区切りと行動を起こすタイミング、ただそれだけのものです。
その先にもっと楽しみがたくさんあれば、子どもたちは自分から飛びついていきますよね?
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