1/24/2011

モンスターペアレントにならないために一1

もしも、自分の子どもが先生から指導されるような事をしていないにもかかわらず、誤解や勘違いで指導された場合、どのような対処をすればいいでしょうか?

【まず、感情的にならずにお子さんから事実を聞き出しましょう】
一見簡単そうですが、自分に都合の悪いことは話しがらないし、友だちとの約束等があればそちらを優先してしまうので、場合によっては結構手こずるかもしれません。

【お子さんが言った事を事実かどうか確認する必要があります
お子さんに対して「あんた、嘘ついてんじゃないの?」とか言わないようにしましょうね。お子さんが仲の良い子のお母さんから情報収集するのがいいかもしれません。
ただし、事態が緊急の場合にはお子さんがいる前で情報収集のために電話をしてもいいと思います。お子さんには「大事なことだし、見ていた友だちもいたはずだからその子のお母さんにも聞いてみていい?」と承諾を得ることが大切です。

もしも、お子さんが嘘をついているとしたらこの時点で判断できますので、表情の変化(特に目の動き、手の動きなど)を見落とさないようにしましょう。

ここまでで、もしもお子さんの嘘がわかった場合、なぜ嘘をつかなければならない状況にあったのか、嘘をつくことでどのような事態に発展するのか、色々話してあげましょう。子どもが本心を言えるような家庭環境であるのか、自問する必要もあると思います。

さて、お子さんからの聞き取りと第三者からの聞き取りが終わり、これは先生の誤解や勘違いであるとわかった場合どうするか?

【お子さんに誤解を生むような言動がなかったか等まず自分自身を振り返らせましょう】
もしかしたら、お子さんが常に行動を共にしている友だちに問題行動が多いとかということも考えられます。その他、女子生徒の場合は「生理的に先生が苦手、嫌い」ということも多く、常日頃の学校における態度も考えさせてる点があるかもしれません。

【子どもの前で先生をけなしたりしない】
100%先生の誤解や勘違いによる指導ミスであったとしても、お子さんの前で教師をあからさまにバカにしたり、けなしたりしてはいけません。逆に先生をフォローしてあげるような寛大な言動が大切です(本音ではハラワタが煮えくり返っていても、パフォーマンスとして子どもの前ではそうすべきです)。それにお子さんも同様のことを学校において先生や友だちに対して行うようになってしまいます。

ここまで来れば、家庭における指導は完了です、たぶん。

後は先生に対して誤解や勘違いを解いてもらうように話をするわけですが、お子さんに対しては「先生に土下座させてやる」とか「クラス全員の前で謝らせてやる」、「あの野郎、僻地にとばしてやる」とか過激なことは一切言わず、「先生にはママから話してもう一度よく調べてもらうから」とか「先生もすべてが分かっているわけではないだろうし、今後に生かしてもらうのに話しておくから」とにこやかな顔で寛大な発言をしましょう!

次回、学校に対してクレームを申し入れます。

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