1/22/2011

中学校説明会で気になったこと

本日、4月から娘が入学する予定の中学校説明会があったので、気になったことについて書いてみたい。
  1. まず、壇上で講師が説明しているにもかかわらず、保護者の私語が多い。
  2. 中学校の生徒指導についての基本的な考え方が旧態依然としている。
1について、これは今に始まったことではなく、娘が保育所の頃からずっとある悪い癖。保護者自体が他人の話を聞く態度になっていない。つまり親がそうだということはその子も人の話は聞く態度が育っていないということ。

2について
具体的には、女子のスカートの丈の話が出たが、スカートの丈を短くしてはならない理由が「高校入試では認められていないから」ということであった。
では、高校を受験しない子はそのルールなんかクソくらえということになるし、そのルールを守る必要性なんて全くなくなってしまう。
その他、髪を縛るゴムの色やらソックスの種類やら、生徒指導担当が色々話していた。

髪を縛るゴムの色は黒、今、茶、白であり、高校入試の際は白はダメとのこと。
くるぶしが出るソックスは安全性の問題から禁止だそう。

なぜ、未だにこの程度の生徒指導方針しか持てないのか、それが不思議。これは今日行った中学校ばかりではなく、いわき市の中学校全体に言えること。

ルールを細かく決めるということは、子ども達自身が考えることを阻害してしまうし、何時まで経っても判断力が育まれない。自分で判断できない上、次にやることは1つ1つの品目について確認作業を行うようになる。髪のゴムの色は緑は?紫は?深緑は?スカートのの長さは何センチまで上げても大丈夫ですか?・・・。

また、子どもたちの判断力を育まない指導は、教師たちの首を締めることに繋がるのである。

中学生として本当に学ばなければならないルールとは一体なんだろう?

それは今後人として必要になってくる社会規範であったり、生きて行く上で必要不可欠なルールだったり、道徳的価値観ではないのか?

百歩譲ってスカートの丈の長さを指導してもかまわない。でも「高校入試では認められていないから」という理由ではなく、今後の生き方に関わるような上質な理由があって然るべきだと思う。

3 件のコメント:

  1. 今の時代でもそんな情けない状態であることが信じられません。親も情けないですね。

    こんな馬鹿げた時代に誰がしたのでしょうか。

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  2. こんばんは!投稿有難うございます。
    いわき市は旧態依然としたところが結構あります。新しいことに率先してチャレンジしようとする気概に欠けているように感じます。

    高い次元に生徒の目を向けさせて引っ張り上げることが大事だと思います。同一視点でのレベルの低い指導は、何ら成長をもたらさないと思います。
    唯一残るのは、「昔そんなことがあったっけね」という記憶だけかもしれませんね。

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  3. 将来、私が講演会でもやりたいものです。

    What is Life?をご覧ください。何か大事なことを忘れている人にみてもらいたいのです。

    http://sammyclickpresswhatislife.blogspot.com/

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