1/14/2011

不登校のきっかけ(教師への不信感)

 女子生徒の場合、担任の先生が生理的に嫌い、許せないという子もいます。
例えば清潔感がない(服装がだらしない、髪の毛がフケだらけ、鼻毛がいつも出ている、口臭がきついなど)場合は嫌悪感を持つ生徒もいます。
<その気持ち分からないでもない、と同僚であっても思うことがある>
しかし、嫌悪感だけで不登校になることはまずありません。

教師から何らかの指導があり、それに対して不信感を持ったり、直接先生に訴えたのに先生は何もしてくれなかったとか、そういう事がきっかけとなります。

もっとも多いパターンは、前回説明した友人関係のトラブルで教師が指導し、その指導に不満を持つことがきっかけとなることが多いように思います。指導されたことに不満を持っている以上、友人関係も改善されるはずはありません。

友人関係が改善されないので教室に居場所がない→先生がちゃんとやってくれないからだ→居場所がないので学校に行っても仕方ない→不登校の始まり

というような構図になるでしょうか。

生徒に指導する際には、事実関係をきちんと調べ裏付けを取る必要があります。その裏付けがないと生徒を納得させることができず、不信感を生み出すことになります。

理由とする口実が2つに増えることにより、友人関係のみのトラブル時よりも処理が厄介で、時間もかかります。

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