1/19/2011

不登校も早期発見、早期指導が肝

 不登校に限らないことなのですが、やはり兆候の早期発見と早期対処が肝心だと思います。

時間が経過してからでは子供たちが心をさらに固く閉ざし、登校刺激を与えることで精神的に追い詰める結果を招きます。

私が受け持った別の女子生徒は、私が朝迎えに行くと父親に対してハサミを振りかざしていました。大変大人しく、穏やかな生徒だったのですが、登校刺激が彼女を追い詰めたと言えます。

100人の不登校の生徒がいたら、100通りの方法を考えなければなりません。
「何を甘えているんだ!」とか、大人としては言いたくなってしまいますが、そこはグッとこらえて心が少しでも開くように気持ちを聞いてあげるのが大切だと思います。
早く兆候を見つけて、心のなかにあるものを吐き出せること、そして平素から相談しやすい環境をつくって、何でも相談できるような家庭環境、学校環境をつくらなければならないと思います。

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