12/09/2013

ひとり親家庭への支援

  今も同じ用語かどうかはわかりませんが、以前は経済的な困窮度に沿って「要保護」「準要保護」という援助制度がありました。
具体的にどんなものかというと、例えば修学旅行費や鑑賞代金など学校行事にかかる費用が全額返金される制度ですが、私自身が手続きを行った記憶がないので、小学校時に役所に手続きを行い、それが中学校でも継続されていたのだと思います。

調べてみたのですが、各自治体や国でも様々支援を行っています。(やはり要保護、準要保護でした)

阿見町の制度案内
http://www.town.ami.ibaraki.jp/kakuka/kyoikuiinkai/gakkokyoikuka/gakkokyoikuka/school_support.htm

手続きNETさんのシングルマザー手続き
http://www.tetuzuki.net/life/singlemother.html

厚生労働省 ひとり親家庭の支援について
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-katei/index.html


 と様々な支援があるのですが、問題は受け入れ側(企業や施設など)の実態がどうなっているかということ。
 最もわかりやすい例でいうと、母子二人だけの家庭で子どもが幼い場合、ウイルスに感染したりすると数日間保育所を休ませなければなりません。祖父母と同居していればお願いすることもできるでしょうし、近隣に病気のお子さんでも預かってくれる施設があれば助かりますが、そのいずれも期待できない場合やはり母親が数日にわたり仕事を休まなければなりません。
 正社員であっても有給をもらいにくい状況であるし、病弱なお子さんの場合頻繁にお休みとなってしまいます。ましてパート採用の場合「解雇」される可能性が高いのではないでしょうか。(その前に幼い子がいる場合には採用されない可能性大)
 せっかく母親が自立しようとしているのにそれを受け入れる体制ができていないという現実があります。

 今は大手企業でさえ正社員を雇用せずにパートでまかなっているのが現状。
法を整備(活用)して安心して働ける状況を作るのが急務と思います。

ちなみに、企業に対する助成金も結構あるのですよ!
厚生労働省 事業主の方のための雇用関係助成金
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/index.html


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