12/04/2013

生活安全課とか派出所のお話

 中学校で生徒指導担当を任されると、裁判所や警察との合同会議に出席したり、悪さをした生徒を引き取りに行ったり、生活安全課にお願いして同行してもらったり・・・と様々なお付き合いが増えます。
警察官に顔も覚えてもらえるので突然パトカーから「せんせ〜」なんていうドスの利いた声がかかったりします(^_^;)

 現役時代、相当お世話になったのですが、みなさんいい方ばかりで大変助かりました。

具体的には・・・
生活安全課の方に自分の学校の万引き生徒の数とか名前とか教えていただいたり(今は個人情報漏洩に関してうるさいのでないと思います)、保護者に啓蒙するために学校まで出向いていただいて講義をしていただいたり、またある時は盗癖のある生徒を直接指導(被害届が出ていないので警察署での取り調べにはならないような案件)していただいたりしました。
大きな問題を起こした生徒については、未然に今後の犯罪を食い止めるよう情報交換を行ったり、ずいぶんとお世話になった記憶ばかりです。

 先生と生徒だけの場合、お互いに手の内を知り尽くしていますので指導しても効果がないことも多いのですが、警察官に説教していただくと絶大な効果があったりするものです。特に女性と年配の警察官の方の説諭は重みがありました。

学校としてはなるべく警察のお世話にならないようにというのが基本ですが、それもケースバイケース。

学校と警察がお互いに意思の疎通があるとメリットも多く、生徒が拾得したものを顔見知りの派出所に届けてくれて犯罪の検挙に繋がったこともあります。

警察というのは特殊な機関ではありますが、彼らも地域との連携を積極的に推進しようとしていますし、積極的に関わりを持つ方のメリットが非常に大きいと思います。

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