12/02/2013

調査書ってなぁに?

 点を取るためだけの高校入試、もうそこからある程度脱却すべきと考えつつも現実的な話。そろそろ願書とか推薦の話が聞こえてくるようになりました。そこで今日は調査書について。

 調査書、高校や大学の入試の際に、お子さんが所属している学校が記録を書いて提出する書類なのですが、大凡下記のような内容だと思います。

http://www.koukou.fks.ed.jp/shidou/nyusi/25nyusi/25tyui.pdf

記載事項は多岐にわたりますが、「生徒の長所を記載する」書類です。

つまり、短所や本人の不利益になるようなことは書かないし、書けないし、書く必要もないのです。

 昔は(今もかもしれませんが)「調査書のせいで不合格になった」と騒ぐ保護者がいましたが、まずこの程度の書類だけで高校が合否判定を下すことは考えられません。
もしこの書類の中で最も気にするとすれば、出席・欠席の欄の可能性大。やはり高校入学後もちゃんと学校に来てくれるかどうか、それは高校の先生方が最も気にする所だと思います。その他、市内で悪行三昧をはたらき、高校まで名が知れ渡った場合は、名前を見ただけで「不合格」ということも昔はあったようです。

 しかし高校によっては調査書など見もしないところもあるほどです(特に進学校と言われる高校など)。調査書を重視するのは生徒指導面を重視している学校がほとんどではないでしょうか?

 現在は県によって呼称が違うと思いますが、私が居住する県では1期選抜、2期選抜というのがあって、1期選抜は「推薦入試」。学力あるいは部活動面が特に優れている生徒を優先します。つまり1期選抜は調査書の記載内容をかなり重視することになります。2期選抜は一般入試なので入学試験の点数と調査書の 内容を高校独自の比率で点数化して合否を決めているような話です。

 ということで、調査書というものはほとんど気にせず、日がろから学業や部活動に熱心であればいいのではないでしょうか?
本人の不利益になるようなことは絶対書きませんから、気にしなくても大丈夫です!

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