6/29/2013

児童切りつけ事件

練馬児童切りつけ:無職男を殺人未遂容疑で再逮捕 警視庁 http://mainichi.jp/select/news/20130629k0000e040204000c.html

大事に至らなくて本当によかった。

第一報を目にした時、「池田小事件」を思い出してしまった。

 こういう事件が起きると学校や行政は行事の自粛や警備の強化を行う。
それは当たり前の事なのだが、裏を返せば「事件が起こらなければ、日頃はそういう安全対策を行なっていない」所がほとんどではないだろうか?

 池田小の事件の後も警備員を配置したり、登校後の施錠を確実に行ったり、不審者用の防具を配置したり、様々な対策を講じた。
しかし時が過ぎると、その当時の危機感など消滅してしまう。
日本人特有の「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という性格そのもの。(それが長所になることもあるが・・)

 学校というのは子供たちの身の安全を保証することが第一の責務。だから不審者に対する安全対策の校内研修会や外部研修も定期的に必要となるし、学校の年間計画に安全指導を位置づけ、それを実施して教職員の意識を高めなければならない。そして、「ありえないだろう」と思いつつも、訓練を実施することが功を奏する。

事が起こってからの事後の対処では、失われた命は戻ってこない。

※犯人が「黙秘します」と言っていながら、犯行理由については「意味不明の説明を続ける」と記事に記載されている。法律の壁を逆手にとった悪質な確信犯という印象も拭えない。こういう犯罪者は今後増加してくるのではないかと危惧している。

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