最近では、校長が一般教諭の評価を実施しているようですが(言わば校長による教師の通知表)、その評価自体も大変曖昧であると言えます。つまり、本来であればその教諭の授業を参観したり、学級経営や生徒指導の状況調査、校務分掌における責任遂行能力、勤怠状況など、様々が項目を自らの目で観察、調査、面談を行って評価すべきなのですが、実質的にはそんなマメなことは行っていない校長がほとんどのようです。しかし年度末に校長が評価を下し、評定文書を個々の教員に渡しています。
ろくに学校内の巡視も行わず、問題行動の多い生徒の名前も覚えていないような校長がどうやって評価を下し、評定を付けているのか不思議でなりません。(一応評価項目はある)
校長が評価を下すのであれば、一般教員も管理職としての校長の能力を評価すべきであると思いますね。
残念ながら管理を独裁と勘違いしていたり、教育者として人間性をを疑わざるを得ない校長も多いのです。
具体的には
- スキンシップと称して女性教諭の体に接触することが頻繁である。
- 問題行動やいじめについて、その生徒の名前すら記憶していない。
- 授業が始まっているにもかかわらず教師を校長室に呼び出して、説教を続ける。
- 生徒が行方不明中にもかかわらず朝から自宅に戻っている。自宅で何をしているのかは不明。
- 始業時間後にすぐに自宅に戻る。そのまま後は出勤せず。
- 大きな問題行動等が起きた際、まったく自分では判断が下せない。
- 出張と称して美術館巡りをしていた(これは報道されたことがある)
- 校長室に高額な備品を揃える(例えば椅子1脚30万など・・・)
と書き出したらキリがない。
笑い話になりますが、現場では役に立たない教諭だから管理職になると揶揄されます。
しかし子どもたちのために管理職なってほしいのは、いつまでも現場に残って直接子どもたちを指導して欲しい教諭であり、学習指導、特に生徒指導で人並み以上の苦労をした教諭です。
大きなトラブルが起きた際に迅速で的確な判断ができない教諭や保護者のご機嫌ばかりをとるような迎合教諭は管理職としては適任ではないのです。
サル山の大将にでもなった気分で大口を叩く校長がいますが、そういう管理職に限って問題が大きくなるほど保身にまわります。責任逃れの便が多くなるのは、日頃からデカイ口を叩く校長の共通した特徴なのです。本当に管理者として能力が試されるのは、大きな壁にぶつかった時であり、その際の判断力と行動力ではないでしょうか?
これからは管理職試験と現場での適正な評価も十分加味して選任すべきであると思います。
私はいい校長にあたることが多く大変恵まれていました。
しかし、地区によっては三大巨頭と馬鹿にされる校長連中がいたり、定年退職の送別会では職員全員が心から万歳三唱を行ったとの噂も聞いたことがあります。
教育を立て直すのであれば、やはり教員の質を向上させ、教育者として真の指導力がある人間を育成しなければならないのです。
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