2/08/2013

いじめを防止できなかった一因が多忙化

 下記の記事を読んで失望しましたね。

「市が文科省に報告書 背景に「教員の多忙化」など 大津中2自殺」:イザ! http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/dompolicy/628203/

 教員が多忙化する最大の要因は生徒指導事案の増加、つまり校内外における暴行事件、傷害、窃盗、いじめ、不登校などが増加することである。それによって個別指導が多くなり、時間と精神的な余裕がなくなってくることは多々ある。(慣れれば処理できる)
 一見「多忙化」が正当な理由に感じられるかもしれないが、それは明らかに矛盾が生じる。
落ち着きのある学校では問題行動は少ない。つまり、教師が本気で対処している学校は生徒たちに落ち着きがあり、教師が掻き回されるような問題行動は少ない。
指導の手抜き・甘さ→問題行動多発→時間がない→さらに問題行動が増加→ますます時間がなくなる→・・・・・・と悪い連鎖しか起こらない。

結局自分たちの日頃の行いがツケとなって回ってくるだけ。自業自得と非難されても弁解の余地はないだろう。

それともう一つ、生徒たちを見つめようとしない教師がいくら集まっても、問題は何も解決されない。今最も問われているのは教師としてのあり方・質である。
そこを改善しない限り悲劇は繰り返す。

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