12/09/2010

教育の質の低下・・・私立幼稚園

今日保険業を営んでいる友人と話してきたが、お子さんが通園している幼稚園の質が相当下がっていると話していた。

上のお子さんも同じ幼稚園を卒園しているが、今は2番目のお子さんが通園中。
上の子が通っていいた頃に比べて、子どもたちや保護者に対する熱心さや配慮が感じられなくなっているという。
具体的には挨拶、自分が担任している子以外には挨拶しない担任がいたり、担任を外れたとたん保護者や子供に挨拶しなくなったり・・・・・。保護者の間でも話題になっているそうだ。

結論から言うと、経営者の教育方針が明確になっていないからだ。子供をいかにして多く集めるかということのみに関心があり、もっとも重要な教育への配慮を怠っている。

私立幼稚園は教育的な側面と経営面を両立させなければならない。だから経営面に心血を注ぐ経営者の気持ちも分からんではないが、経営面に力を入れれば入れるだけ教育の質が低下してくる。すると園児数が減少し、さらに子供集めのためにあの手この手を・・・。
もう、悪循環そのもの。

幼稚園の経営者は教育の質を高めるために教育環境を整備し、教師たちに研鑽を積ませなければならない。その学校としての基盤というか、大原則というべきか、それがしっかり確立されていれば保護者の口コミで園児は増加してくる。

経営者は一般のサービス業のような、”入園オプション”で園児募集を行うのではなく、まず教育の質を高めること。それが学校としての義務だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿